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徳川家康のお言葉

人の一生は重荷を背負うて遠き道を行くが如し・・・っていう、家康が最期に残したというこの言葉が、好きです。
8年前、与次郎じいちゃんが亡くなる数日前に、病院のベッドの上で、私に残してくれた言葉でもある。
遊びまくった20代。悔いはない(ある?)くらい、仕事もして、恋愛もして、そして、海に潜った青春時代だった。
あの頃は、(振られることが多くて?)「安定」した生活が羨ましかった。
30代スタートの年、「結婚」という形で「安定」を手に入れた。可愛い娘にも恵まれた。職場も、一応、歴史のある病院で、小さいながら部署を任され、責任ある仕事をしている。
なのに、私ってば、「よくまあ・・・」と自分でも思うくらい、不平不満を感じているみたい。
夫婦喧嘩はあるけど、仲良く家族が揃って暮らしていて、4人の両親が元気で、日々の食べ物にも困らず、普通に生活できているのに、この悶々とした気持ちは何なんだ?!
そんなこんなのある日、与次郎じいちゃんとの会話を思い出した。
死期の迫った病床のじいちゃんに、「幸せやった?」って尋ねたら、この言葉をポツリと話してくれた。
じいちゃんの7回忌法要の日、私は仕事復帰します。
事故・病気せず、70歳くらいまで生きたとして、私は今、一生の半分にさしかかる。
仕事も育児も家事も、遊びも、勉強も・・・、色々興味を持って、荷物をいっぱいにして、人生を歩めるといいな、なーんて、今日、法事の準備手伝いをしながら、ふと思った。
「人生何が起こるか判らない」って、十数年前、友人Hと話した。落ち着いたらHと会って、ゆっくり飲みたいなあ。
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H~、Mちゃん、一緒に飲みに行きたいぜ~!
by tubameuo_masami | 2005-04-12 16:23
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